〈小休止〉書評:Amazon 世界最先端の戦略がわかる
わぉーん、犬のコンサルタントです🐶
今回はビジネスアイデアはお休みです。
その代わり、勝ち犬になるため読んだ本の書評を書きたいと思います!!
本日の勝ち犬本は、「Amazon 世界最先端の戦略がわかる」を書評していきます。
この本の特殊なところは、GAFAなど、IT企業だけと比較するだけでなく、半導体メーカーや小売店のリアルを土壌とする企業とAmazonの比較をしている部分があることです。
単に、Amazonのことを学んでいるようで、経営全体のことが学べているお得な本です。
Amazonは、シナジーを狙っているわけではなく、独立した事業が複数連なっている企業。これは、京セラのアメーバ経営を連想しました。
しかし、この独立度は日本企業には真似できないほどのものです。
例えば、楽天と比較されることは多いですが、楽天は楽天市場の売り場を貸している、場所貸しの会社。Amazonは、世界最大の小売会社です。
この違いが法人重視なのか、顧客重視なのかに差を作っています。(楽天が法人を大切にしているかは、微妙ですが、、、)
また、Amazonのイノベーションの裏には徹底した顧客理解、顧客市場主義が見て取れます。
IT巨人の一角でありながら、実はリアル重視であり、人を重視している。
分析し、本来顧客にとってあるべきとは何かを追求する。そのためには手段すら選ばない。
そんな企業こそ、Amazonだと思いました。
意外と人に優しい怪物でした。
以上!!
勝ち犬に明日はなれるかな。。。🐶